このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みなどを紹介しています。
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奄美市名瀬の上佐大熊集会場で認知症について学ぶ講習会が開催されました。講師は介護保険サービス事業所「わんわんネット」訪問介護管理者、中里詩帆さんです。地域住民ら約30人が集まり介助者と認知症本人、両者の視点で学び、共に暮らすための理解を深めました。
中里さんは認知症の定義や原因、記憶障害などの症状を解説され、介助側の視点では信頼関係を基本に「認知症になるとできないのではなく、行動に時間や回数が必要になる。「できる」前提に考えて欲しい」と訴え、「本人が誰より不安を感じている。誰にでもある心理症状が強く出やすいことを知ってほしい」と強調されました。
認知症本人の視点からは「「認知症が進行し訳もなく怒り出すことが増え困っている。家族はどう対応するか」という会話に、自分が認知症ならどう感じるか」と問い掛け「当事者の気持ちで考えられる人が増えれば、安心して暮らせる地域になる」と語りました。
日々の食事や運動、人との交流、知的刺激を継続し健康増進に取り組むことが重要とし「心の準備をしながら笑顔で過ごすことが大切」と結んだ。
当事者の視点と予防活動まで幅広い学ぶ講習会はぜひ参加したい内容でした。奄美市で学ぶとまた違う感覚で認知症のことを考えるようになるのかもしれません。
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