noteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に興味ある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、話題があれば雑記ブログとして紹介しています。
はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。
タイトルの通り少し海外での取り組みが書かれていた記事がありましたので紹介します。
オーストラリアは、認知症を患う観光客への対応を始めた数少ない国のひとつであり、記事の中で、オーストラリア人のスコット・クーパーさん(66)は、認知症を抱え、急速に記憶を失いつつあるが、今も国内旅行でさまざまな場所を訪れているそうです。
クーパーさんは「旅行中にはストレスを感じることもありますが、新しい経験を楽しむことで刺激をもらえます。旅をするとたくさんエネルギーを使いますから、心も体もアクティブになれるんです」とコメントしています。
しかし大半の観光地では、認知症を抱える旅行者のニーズは考慮されていないと、高齢者ケアの専門家らは言われています。
そういった中、オーストラリア、カナダ、英国、米国など、そうした状況が徐々に変化しつつある国々では、認知症フレンドリーな観光地づくりのための手引きが出版され、カフェやセンサリー・トレイル(感覚を刺激する要素を取り入れた遊歩道)、アートのワークショップなど、認知症を患う旅行者向けに工夫されたアトラクションやアクティビティを楽しめるようになっています。
旅行は、認知症の人々が自信をつけ、記憶を呼び起こし、自立性を伸ばす助けとなると、オーストラリア、マッコーリー大学教授で、認知症のケアを専門とするウォレン・ハーディング氏は言われており、「観光は、薬を使わない介入に対する補助的な手段という点で非常に有望です。治療法とは言えませんが、精神的、社会的な面で得るものは大きいでしょう」ともコメントされています。
日本も認知症当事者にやさしい地域を作っている所は増えていますが観光地で見た場合では私は考えたことはありませんでした。
外国旅行者が増えている中、もしかしたら既に認知症を患っている方がいらっしゃるかもしれません。旅行者であっても住民であっても変わらない対応が出来る地域が増えると日本も認知症にやさしい観光地として世界中で認知されるかもしれません。
別のリンクでも少し前すが日本認知症国際交流プラットフォームでオーストラリアの取り組みが紹介されていましたのでこちらもご覧ください。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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