コロナ禍での認知症リスクについても少し触れておきます。
下記の記事は東洋経済のまとめですが非常にわかりやすいので載せておきます。またその記事の中やもう一つの内容にも広島大学大学院 医系科学研究科共生社会医学講座の石井 伸弥教授のお名前があります。
以前より広島大学ではこれらのまとめを出されており、ポイントは記載の通りですが本人にも影響はありますが、関係する専門職にも大きな影響が出ているとのことです。
長引く環境変化は思いもよらない体や心の変化をもたらします。身近な方の変化を知るためにはつながりが大事であるとあらためて感じました。
コロナ禍で「認知症になっている」を見逃すリスク
長引くコロナ禍が認知症の人の症状に悪影響を及ぼしている。週刊東洋経済 2022年12月3日号(11月28日発売予定)の特集は「認知症 全対策」。介護から予防、費用、相続まで認知症のあらゆる対策を網羅する。広島大…
研究成果のポイント
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大下において、約4割の入所系医療・介護施設、約4割の介護支援専門員が介護サービスの制限等で「認知症者に影響が生じた」としており、特に在宅者では半数以上が「認知機能の低下、身体活動量の低下等の影響がみられた」と回答しました。
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在宅認知症者が介護サービスを受けられなくなった場合、約7割の介護支援専門員が「家族が介護を行うことがあった」と回答、そのため家族が「仕事を休んだ」(約4割)、「介護負担のため精神的・身体的な負担が増した」(約2~3割)としています。
【研究成果】新型コロナウイルス感染症の拡大により、認知症の人の症状悪化と家族の介護負担増の実態が明らかに ~ 全国945施設・介護支援専門員751人のオンライン調査結果 ~
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