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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
沖縄県読谷村の社会福祉法人・海邦福祉会が行っている1人暮らしの高齢者らに30年前から続ける弁当宅配サービスが、見守り役を果たしているという記事がありました。
弁当宅配サービス内容と利用者さんの変化への気付き
この会社のお弁当は500円で、村内産の規格外野菜を使っています。
そしてお弁当を洗って切って調理するのは、知的障がいのある8人で、現在は昼・夕食用にそれぞれ最大35食を届けているそうです。
その中で職員の嘉手苅尚志さんは昨年10月、配達先の70代女性がキッチンにもたれかかり、つらそうにしているのを発見しました。
頭痛や冷や汗、嘔吐(おうと)があり「普段と様子が違う」と家族に電話し、救急車を呼び、診断は脳梗塞でした。
この配達がなければもしかしたら大事になっていたかもしれませんし、職員の方は「本人からは大丈夫と言われたが、そのままにせず冷静に対応できた」と振り返っています。
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また認知症かもしれない変化についても配達に関連して経験されています。
先ほどのケースで紹介された嘉手苅尚志さんの上司である池原達史さんによると、数年前には弁当を届けたのに利用者から「来ていない」と5回電話があり、その症状から認知症に気付いたそうです。
このケースは配達自体を忘れてしまっていることから起こっている可能性がありますが、この場合に症状が「認知症かも?」と気付いた職員の方も素晴らしいなと感じました。
その他の高齢者宅では、ドアを開けた瞬間、部屋に充満する煙に職員が驚き、自らぼやを消したこともあったそうです。
今後は宅配に加え、自宅近くに大きなスーパーやコンビニがない高齢者向けに、公民館へまとめて届けられないかを地元の自治会と検討中とのことです。
当法人のように地域を見守りながら要望にも応えていく取り組みが素晴らしいと思いました。
ポイ活するならげん玉!まとめ
今回、沖縄県読谷村の社会福祉法人・海邦福祉会が行っている1人暮らしの高齢者らに30年前から続ける弁当宅配サービスが、見守り役を果たしているという記事を紹介しました。
見守りは人がすべて対応出来れば理想ではありますが、皆さんそれだけに対応することは難しいと思います。
また一方でICTやデジタルツールですべてが解決できるかということもまだ先の話のように思います。
そういった中、全国の見守りの形を見ていても地域に関係する企業や団体の方々が仕事の中でご本人のゆるやかな見守りに対応しているケースが良いのではないかと感じています。
もちろん企業や団体の方は通常の仕事をしながらのため、見守りはボランティア活動も含まれますが、これらの活動に多くの方が参画することで、自治体も絡めながら地域見守りに関するビジネスとして成り立つように模索できれば良いなと感じました。
最後までみていただきありがとうございました。
引用 沖縄タイムス
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