このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
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はたはたです。
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図書館での認知症の啓発は今では当たり前になっていますが、全国的には9月のアルツハイマー月間に合わせて企画するケースが多いと思います。
以前#297で紹介した広島の図書館では作業療法と組み合わせた取り組みをしたり様々アレンジが進んでいます。
今回、福岡県筑後市の市立図書館では2か月に1回、認知症の人やその家族らが交流する認知症カフェが開かれています。
この認知症カフェは同館と地域包括支援センターが中心となり、2018年6月にスタートし、偶数月の最終水曜日に開催しています
定期的に開催していること、図書館を活用した認知症カフェの取り組みは珍しく、市外から訪れる人もいるそうです。
通常は図書館の中では貸し出し用の書籍を収めた本棚が並ぶ読み聞かせスペース「おはなしの部屋」で開かれています。「図書館で認知症かふぇ」という名前で集まった高齢女性13人を前に、一ノ瀬留美館長が絵本の読み聞かせを行っています。
続いて図書館の職員が、歯周病の治療が認知症予防につながることなどを紹介する本の内容を要約して話し、参加者からは「分かりやすかった。借りて帰りたい」との声が上がることもあるようです。
この本を紹介して、そのまま借りられるというのが凄く良いですね。
また、市地域包括支援センターの職員が座ったままでできるストレッチ運動などを指導しています。
最後に参加者が車座になり、「将来、子どもにできるだけ迷惑をかけないよう発症を遅らせる努力をしたい」「認知症になることは覚悟しており、今のうちからその時にどうしたらいいかを学びたい」などと意見を出し合いました。
認知症カフェもどんどんアップデートしていますが場所などの工夫も進み多くの人が気軽に参加しやすい雰囲気が地域にどんどん増えて欲しいです。
そして結果として身近な方が何か変化があった時にも早い段階で相談される地域づくりにつなげて欲しいと感じました。
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