ブログでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています
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はたはたです
いつもブログみていただきありがとうございます。
長野県松本市で、認知症への理解を深める「認知症フォーラム」が4月29日、信毎メディアガーデンで開催されました。
昨年新しい薬剤の発売や本年度の認知症基本法の施行もあり、今年はこのようなフォーラムが全国で数多く開催されるかと思います。
当フォーラムでは医療面の内容が多く、4名の先生が登壇されています。
いけだ内科・脳神経内科クリニックの池田修一先生からは、脳に蓄積して神経細胞を減らすアミロイドベータと呼ばれるタンパク質がアルツハイマー病の原因物質とされていることを説明されました
矢彦沢内科・脳神経クリニックの矢彦沢裕之院長は症状について、物忘れの増加から始まり、道に迷ったり食事や排せつ、入浴が失敗したりと進行していくと紹介されました
相沢病院の脳卒中・脳神経センター脳神経内科の橋本隆男特任統括医長は、レカネマブによる治療は軽度認知症とその前段階である軽度認知障害(MCI)の人に対象が限られるとし、「家族や自分自身が認知症ではないかと疑ったら、かかりつけ医に相談してほしい」と早期の対応を呼びかけました
栗田病院の村田志保副病院長を交えた4人のパネル討論もあり、高齢の家族に受診を促す知恵など来場者からの質問に答えました
非常に詳細な内容で興味深い内容でしたが、こういった認知症のイベントはどうしても健康に興味ある人か、認知症当事者さんに関わっている方が参加されることが多いです。
ただそれでは初期の認知症への対応としては遅いため、より早期からの啓発や行動変容が求められる中、自分や家族のために関心を持って、情報を察知して参加して欲しいと思いました。
そしてそのイベントに関わっている団体や医師や関係者1人だけでも覚えてもらえれば、今後何か気になることがあったらその方を頼れば数珠つなぎでその地域の認知症に関わるスタッフなどがきっとつながりますのでお勧めです。
最後まで見ていただきましてありがとうございました。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024043000129
https://nano.shinmai.co.jp/enjoy/recommend/ticket/68791
認知症への理解深めるフォーラム 松本市で開催
引用 信濃毎日新聞デジタル
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