ブログでは認知症に関連した情報発信と全国市町村の取り組みを紹介しています。ブログ記事一覧で過去の記事もご覧ください。また市民活動について紹介しているHPのオレンジカワゴエも宜しければご覧ください。
はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
山形県山形市にある山形厚生病院にて認知症の人に朗読や音楽を聞いてもらうなどして症状の改善につなげる「情動療法」を知ってもらう集まりが開かれました。
この記事では「情動療法」についての概要や取り組み内容についてご紹介します。
「情動療法」とは?
私たちの脳には、大きく分けて「認知機能(IQ:intelligence quotient )」と「情動機能(EQ:emotional quotient )」があります。
ここ最近ではEQ機能の状態により、認知症の方の症状に違いが見られることがわかってきており、良い刺激を与えると、認知症特有のBPSDなどの問題行動が減り、認知機能にもよい影響が及ぶことも報告されています。
「情動療法」に関する団体は?
調べる限りでは日本認知症情動療法協会とNPO法人日本演劇情動療法協会がありました。
下記の取り組みでも演劇が出てきますが感情を揺り動かすということが大事になります。
山形厚生病院での取り組みについて
さて病院での取り組みですが担当者は、患者は怒ったり暴言を発したりするなどいわゆる「問題行動」が見られる場合もあるとした上で、「症状を改善するには、思い出の映像や音楽などを通して楽しいとか、うれしいといった感情を呼び起こす情動療法が有効だ」と説明しています。
ポイ活アンケートでお小遣い稼ぎ-マクロミルのアンケートアプリios用 android用
また、朗読などを聞いてもらう「演劇情動療法」の普及を進める俳優の前田有作さんは、お年寄りの患者に落語や戦争についての朗読をすると、一人歩きが減るなどの変化が見られたと紹介しています。
まとめ
山形市において実施されている認知症の人に朗読や音楽を聞いてもらうなどして症状の改善につなげる「情動療法」について紹介しました。
言葉自体は初めて知るものになりましたが他の非薬物療法である「音楽療法」、「絵画療法」と同じ分類にはなるのかなと感じました。
参加の方からも「情動ということばを初めて聞いたが、感情面にアプローチするのはとても有効だと思った」と話しており、普段の感情が低下したままではなく、揺り動かすような体験が必要だと感じました。
非薬物療法についてはテーマとしても設けていますので下記の記事まとめもご覧ください。
最後まで見ていただきありがとうございました。
引用 NHK
コメント