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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
今回、大阪府茨木市において市とスギホールディングス株式会社との連携協力に関する協定を締結したニュースがありました。いわゆる行政と企業との包括的連携協定というものです。
包括的連携協定とは?
包括連携協定については、考え方はさまざまありますが、概ね地域が抱えている課題に対して自治体と民間企業が協力し、解決を目指すための協定になります。
地域課題の内容は福祉、環境、防災、子育て、まちづくりなど多種多様です。
地域の課題解決に民間企業が持つノウハウやソリューションが取り入れられることで、市民へのサービスの向上や地域の活性化に役立てられることもあります。
茨木市とスギホールディングス株式会社との協定の内容は?
まず市としては、一人ひとりが安全・安心で、幸せや豊かさを実感できる「次なる茨木」をめざし、民間企業などの多様な主体と連携し、共に新たな価値を創造する『共創のまちづくり』を推進しています。
そして愛知県を本社に持つ同社は市民の生活に密着したドラッグストア等を市内で 15 店舗展開しています。そのため薬剤師等による市民向け講座の実施や認知症高齢者の見守り活動への協力など過去から市とは連携実績があるとのことです。
そのため今回の協定締結をきっかけとして、下記の内容でより幅広い分野での連携を進めていきます。
【概要】
■主な連携事業(実施済のものも含む)
・薬等に関する市民講座や巡回健診に合わせた健康測定会の実施
・認知症高齢者の見守り活動への協力
・市の取組等での店舗スペースの無償活用
・店舗をクーリングシェルターとして指定(茨木豊川店) など
茨木市における企業等との連携協定一覧
下記の企業が茨木市と包括的連携協定を締結しています。見る限り様々な業種の企業との協定が多いなという印象です。中には病院との連携もあります。
まとめ
今回、茨木市とスギホールディングス株式会社との包括的連携協定に関するニュースを紹介しました。
私もこのような連携協定に関わることもあるため企業側の考えも良くわかりますし、行政側のことも何となくわかります。その上で、連携協定は締結前が非常に大事で何をお互いに成し遂げるかが約束されていると良い協定だと思います。
締結後に企業側がサービスを一定期間提供して終了するといった協定も多く見てきましたがその後特に何かするわけでもなく、行政側も担当交代になり、うやむやになることもあります。
企業側も連携協定を専門とする部署がある会社は多くないと思いますのでこういった企業と自治体との包括的連携協定をより成功に導くコンサルなどがあればビジネスとして成り立つのではないかとふと思いました。
関心のある方とぜひこういった内容について意見交換してみたいものです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
引用 City Life
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