ブログでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。ブログ記事一覧で過去の記事もご覧ください。
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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
今回は、茨城県水戸市において、犬のお散歩中に歩道に座り込んでいた認知症の高齢女性を救ったとして水戸警察署から表彰された話題がありました。
以前より犬の散歩と地域の認知症高齢者の見守りは相性が良いなと思っていましたが無事に保護されて良かったです。
今回表彰された内容は?
水戸署によると、散歩中のゴールデンレトリバーの「おもち」は10月12日午後4時ごろ、水戸市大塚町で歩道に座り込んでいる女性(83)を見つけたようです。
そして飼い主の永山さんが110番した上、警察官が到着するまで女性に寄り添い、事件や事故に遭遇するのを防ぎました。
「おもち」は女性を見つけた時はクンクンと心配するように近づき、寄り添っていました。女性は「息子が通るかもしれないので待っている」と話していたものの、夕方にもかかわらず薄着だったため、永山さんは女性が認知症の可能性があると思い通報しています。
警察官が到着するまでの間、女性は「可愛いね」と言いながらおもちをなで、落ち着いていたということです。
永山さんは看護師ということで認知症の知識もあったのかもしれませんが、まずは「おもち」がアプローチしてくれたことで対応へとつながることが出来たのだと思います。
他の市町村の事例について紹介
以前、京都府福知山市でも犬の散歩中に認知症高齢者を発見した記事を紹介しました。
また大分県国東市ではくにさき見守り隊「わんわんパトロール」という活動も紹介しました。
水戸市では午後4時頃で夕暮れ症候群の起きやすいタイミングですし、福知山市は朝早くの発見です。
大体1日1回だと思いますが、犬の散歩というルーチンワークをうまく見守りに生かすことで不幸な事故などが減らすことが出来ないかなと感じました。
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今回、犬のお散歩中に認知症の高齢女性を救った記事にあわせ他の市町村での事例も合わせて紹介しました。
認知症高齢者によるお出かけの見守りは24時間家族が行うことは難しいですし、家族が疲弊してしまいます。かといって当事者を常に監視することも本人も家族も望まないことと思います。
そういった時に見守りは地域で、そして人が支えていくことが最後は求められると思います。
そして現在多くの自治体で採用になっている見守りシールやbluetooth、GPSなども使い方によっては効果を発揮できると思いますので、今後はその地域でどういった人の目を確保することができ、お出かけ傾向のある認知症高齢者の数も含め、自治会単位で把握して対策を練ることが必要なのかもしれません。
最後までみていただきありがとうございました。
引用 Dmenuニュース
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