ここしばらくはこの話題も多くありました。
大手製薬会社のエーザイ株式会社は、開発を進めてきたアルツハイマー病の薬について、1月16日国の承認を求める申請を行ったと発表しました。
エーザイ株式会社はアメリカのバイオジェンと共同で開発を進めてきたアルツハイマー病の薬「レカネマブ」について16日、厚生労働省に承認を求める申請を行ったと発表しました。
アルツハイマー病になった患者の脳では、アミロイドβと呼ばれる異常なたんぱく質がたまっていて、これによって神経細胞が壊れると考えられています。レカネマブは、アミロイドβに、人工的に作った抗体を結合させて取り除くための薬です。
エーザイの研究グループによりますと、最終段階の治験の結果で、この薬を投与された患者は、偽の薬を投与された患者と比べて、1年半後の認知機能の低下がおよそ27%抑えられ、症状の進行そのものを緩やかにする効果が確認されたとしています。
また、薬には脳の腫れや出血のリスクが高まることが報告されていますが、治験の期間中に死亡した人の割合は、投与のあるなしで差は出ていないとしています。
エーザイは国内では今年中の承認を目指したいとしています。
今後が非常に楽しみになニュースでした。
エラー|NHK NEWS WEB
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