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愛媛県:難聴の治療法としての人工内耳 #269

愛媛県

はたはたです。
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認知症と難聴の話題は多くありますが、今回は難聴の治療法としての「人工内耳」です。内容は愛媛大学医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頚部外科教授の羽藤直人先生がコメントされています。

難聴はまず25デシベル以上の音を適切に聞き取れない(小さい声が聞き取りにくい)場合になります。内耳に障害がある「感音難聴」と、外耳と中耳に障害があって音が聞こえづらい「伝音難聴」がある。これらが合わさったものは「混合性難聴」と呼びます。

難聴の早期の段階ではまず補聴器を装用し、聞こえに改善効果があるかどうかを見ます。しかし、補聴器を装用しても大声で耳元に口を近づけないと聞き取りにくい高度感音難聴の場合、人工内耳の手術が検討されるようです。

羽藤先生の下記のコメントが日本の高齢者の現状を的確に捉えていると感じました。慣れと費用の面は、難聴への啓発と国や企業の努力にかかっていますが一つずつクリアして欲しいと思います。

「高齢者の難聴は徐々に進行することから、聞こえない状態に慣れ、受診を後回しにする人が多く、実際、聞こえにくいといった自覚症状があるにもかかわらず、医療機関を受診する人の割合は42%と、かなり少ない。また、補聴器が通常全額自己負担で高額なことが、補聴器装用の大きなハードルになっています。そうした理由から放置した結果、難聴が進行して補聴器では十分な聞こえを維持できず、人工内耳手術になるケースも多いのです。人工内耳を使えば、補聴器でも聞こえなくなった方も、普通に会話ができるようになることが多いです」

出典 日刊ゲンダイヘルスケア
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難聴は認知症の大きなリスク 会話が聞き取りにくくなったら「人工内耳」も検討を

出典 日刊ゲンダイヘルスケア

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