はたはたです。
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青森県弘前市と弘前大学が実施している、認知症の解明を目的とした市民の健康診断「いきいき健診」が始まりました。
2016年度に始まった「いきいき健診」は、65歳から80歳までの高齢者2000人あまりの健康状態を、2年ごと10年間追跡調査し、データを分析してどんな人が認知症になりやすいのかを解明します。
2023年度の対象者はおよそ700人です。
検査するのは、指が滑らかに動くか、見た図形を同じように書けるかといった体の動きや記憶力を確認する20項目になります。
また、「最大歩行」という検査では、5メートルをどれだけ早く歩くことができるか測って足の筋力に衰えがないか調べました。
青森県は男女とも47都道府県で最下位の短命県であることはニュースでも度々出てきます。
その対策としてこの「いきいき健診」はスタートしており、健康のビッグデータづくりにも生かそうとしています。
住民も積極的に参画して、自分や身近な方と健康を意識して取り組むことは何よりの効果につながると感じます。
ただ青森の課題は特に40~60歳代が多く亡くなることが問題となっており、現在参加の65歳から80歳までのデータを生かし、若い世代へつなげていけるかが今後の課題になりそうです。
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