はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
つい先月、宮崎県の見守りシールの話題を入れた所でしたが続けての自治体の導入事例になります。
宮崎県都城市では、QRコードが付いたシールを衣服などに貼っておくことで、認知症の人や高齢者が行方不明になったとき、早く帰宅できるよう地域で見守るサービス「どこシル伝言板」を始めました。
シールを交付する対象は、市内に在宅で暮らす認知症と診断された人か、行方不明となる恐れがある高齢者です。
また市は事前申請と本人の特徴などの登録を呼びかけています。
というのも「耳が聞こえづらい」「こんな話し方が特徴」などの情報や対応の注意点を登録しておくと、発見者がQRコードを読み込んだ際に、それらの情報が分かるほか、現在地や本人の状態などを入力すると同時に家族らにメールが送信されます。
そして伝言板を通じてやりとりすることで、個人情報を明かさずに家族らに引き渡すことができ、早期帰宅につなげる狙いがあります。
このQRコードのシールは活用方法も様々工夫されてきていますし、非常に効果的な見守りのツールだと思います。
まずはこのシールは全国の自治体で導入を進め、啓発と周知を行う。
それに合わせて各自治会で模擬訓練、声掛け訓練を行い、さらに必要な方にはブルーツゥースやGPSのタグを導入するステップが良いと感じました。
メーカーがこの領域でビジネスとして確立しようと参入してことごとく失敗していますが、どうしても人が関わって広げていくという所を考える割合が少ないように思えます。
いかに優れた技術でも住民に活用されなければ意味を成しません。
シールもまだまだ改良の余地はあるかと思いますが、ぜひ住民や当事者の目線になって新たなソリューション開発につなげて欲しいと感じました。
見守りシールについては下記ブログでもご参考ください。
最後までみていただきありがとうございました。
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