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奄美市:認知症の疾患啓発はいつまでも #861

若年性認知症

ブログでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています
テーマ毎にもまとめていますので宜しければご覧ください

はたはたです
いつもブログみていただきありがとうございます。

鹿児島県奄美市が主催する「認知症フレンドリートークライブ」が5月17日、奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校でありました。

39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された当事者の丹野智文さんが講演され、「認知症イコール終わりじゃない」と訴え、当事者や家族、支援者が共に生きていくための向き合い方を指南しました。

また今回、福岡県若年性認知症サポートセンター長の阿部かおりさんとのトークライブもあり、認知症になっても料理をしたいことや、カラオケで最新曲を歌いたいという思いがあることを述べ、「そこに気付くだけで、当事者の人生は大きく変わる」と主張されました。

認知症フレンドリートークライブ/鹿児島県奄美市 (amami.lg.jp)

もう丹野さんの講演回数は一体何回になるのかなとふと思いました

映画「オレンジランプ」も全国各地で自主上映され、世の中が大きく変わっていることは認知症の仕事に関わる私はありありと感じます。

ただ市民の皆さん全員を見たときにはまだまだ関心のある方ばかりではないと思います。

いつも関わる自治体の皆さんも担当が高齢福祉課や長寿社会課であれば認知症の話題もニュースも入ってきますが、縁のない部署に2年後に異動してしまえばどうしても話題は薄れてしまいます。

疾患啓発はどの病気でも同じですが継続的に形を変え、メディアを変え続けていくことがこれからも大事であると改めて感じました。

認知症は当事者や希望大使の方のご協力があって啓発は大きく進んでいますのでぜひ近くにイベントがある際には顔を出してみてはいかがでしょうか。

丹野さんの本はある程度読んでいますが、直近で他の方と一緒に書かれている書籍を読み返しました。
様々な方の視点から本を読み進めて行くと自分の地域全体を考える事にもなり、何をすべきかが見出せるきっかけになるのでお勧めです。

最後まで見ていただきましてありがとうございました。

認知症「意見尊重し支援して」

引用 奄美新聞社

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