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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
今回、東京都町田市主催の「まちだDサミット〜認知症とともに生きるまちづくりのいまここ〜」が2月1日(土)に桜美林大学東京ひなたやまキャンパスで開催されます。
時間は午前10時から午後5時30分までです。
この内容は市民と一緒に、認知症とともに生きるまちを考えるべく、2018年に始まったイベントとのことです。
2/1まちだDサミットの内容は?
内容は下記のチラシの通りですが午前の部には「認知症ともにアクション」について認知症介護研究・研修東京センター 副センター長兼研究部長 永田久美子さんからの講演があります。
また午後の部には3つの視点のトークセッションとして認知症である「私」の視点、認知症の人の家族 の視点、「ともに生きるまち」の一員としての視点から話が進められます。
また映像コンテンツとしての”町田で生きる私の暮らし”上映、体験コンテンツとして”Dカフェ体験”、”認知症VR体験”などが予定されています。
ポイ活アンケートでお小遣い稼ぎ-マクロミルのアンケートアプリios用 android用認知症当事者と作った「16のまちだアイ・ステートメント」
町田市での取り組みを紹介する際にはこの「16のまちだアイ・ステートメント」もセットに紹介しています。
こちらは2016年度に、認知症当事者、家族、医療福祉関係者、行政、民間企業、NPO、学識経験者など、多様なセクターの関係者により、検討・作成されましたもので特徴は2つあります。
主語が、「私(=現在、認知症である私と、これから認知症になりうる私)」であること
取り組みをした結果、「認知症の人の状態や暮らしがどのようになるのか」という形(アウトカム)で表現されていること
他の地域でも当てはまる部分が多い内容ですのでこれから認知症の地域づくりを進める上では参考にしていただけたらと思います。
1.私は、早期に診断を受け、その後の治療や暮らしについて、主体的に考えられる。
2.私は、必要な支援の選択肢を幅広く持ち、自分に合った支援を選べる。
3.私は、望まない形で、病院・介護施設などに入れられることはない。望む場所で、尊厳と敬意をもって安らかな死を迎えることができる。
4.私は、私の言葉に耳を傾け、ともに考えてくれる医師がいる。
5.私は、家族に自分の気持ちを伝えることができ、家族に受け入れられている。
6.私の介護者は、その役割が尊重され、介護者のための適切な支援を受けている。
7.私は、素でいられる居場所と仲間を持っており、一緒の時間を楽しんだり、自分が困っていることを話せる。
8.私は、趣味や長年の習慣を続けている。
9.私は、しごとや地域の活動を通じて、やりたいことにチャレンジし、地域や社会に貢献している。
10.私は、認知症について、地域の中で自然に学ぶ機会を持っている。
11.私は、経済的な支援に関する情報をもっており、経済面での生活の見通しが立っている。
12.私は、地域や自治体に対して、自分の経験を語ったり、地域への提言をする機会がある。
13.私は、認知症であることを理由に差別や特別扱いをされない。
14.私は、行きたい場所に行くことができ、気兼ねなく、買い物や食事を楽しむことができる。
15.私は、支援が必要な時に、地域の人からさりげなく助けてもらうことができる。
16.私たちも、認知症の人にやさしいまちづくりの一員です。
まとめ
今回、2月1日に開催される東京都町田市の「まちだDサミット〜認知症とともに生きるまちづくりのいまここ〜」について紹介しました。
また合わせて町田市が進める認知症当事者と作った「16のまちだアイ・ステートメント」についても掲載しました。
全国で認知症の地域づくりを進める上で、先日ご紹介した横浜市のあざみ野地区も先進的な地域ですが町田市も同じく取り組み全てが参考になる地域です。
町田市の凄い所はステートメントに基づいて一般社団法人Dフレンズ町田がDカフェや就労や図書館での啓発など様々な展開を広げているということだと思います。
しかし展開を広げるということはそれだけやることも多くなりますのでこの辺りの広がりが自治体との連携でスタッフも含め運営がうまくまわせているのか、収支の面でも問題なく運営で来ているかも知りたいところです。
最後までみていただきありがとうございました。
引用 タウンニュース
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