ブログトップではテーマ毎の情報と市町村での取り組みを紹介しています。記事一覧で過去の記事もご覧ください。市民活動を紹介しているHPのオレンジカワゴエもご覧ください。
はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
長野県上田市において、上田市認知症高齢者等支援ネットワーク協議会は認知症の人も安心して暮らせる地域を目指す「認知症とともに生きるまち・うえだ 希望宣言」を市長に答申しました。
過去からの経緯や、希望宣言の内容などを紹介したいと思います。
ポイ活するならげん玉!認知症でも安心して暮らせる地域へ「ともに生きるまち」宣言案 上田市の協議会が市に答申
引用 信濃毎日新聞
希望宣言作成にあたり
認知症に関わる決め事は、法律以外では認知症条例がありますが今回の上田市の宣言はもう少しライトな形で市民へ周知する目的がありそうです。
下記は上田市のプレスリリースですがほぼ原案もまとまったことからメディアへの発信と新聞記事になっています。

引用 上田市
そして宣言文は下記の通りです。
3にある「ずくをだし、、、」というのは長野の方言で、「やる気を出したり、精を出したりする」ということだそうです。
こういったところに上田市らしさがあっていいなと思いました。
宣言文
認知症は自分や周りの大切な人を含め、誰もがなりうる身近なものとなっています。
上田市では、認知症になっても住み慣れた地域で生きがいと希望をもち、意思と権利が大切にされ、安心して私らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指しています。
私たち上田市民一人ひとりは、認知症を自分ごととしてとらえ、認知症の人や認知症について正しく理解し、備え、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めるため、ここに「認知症とともに生きるまち・うえだ 希望宣言」を宣言します。
1 認知症の人を正しく理解し、子どもから大人まで立場を越えてつながり、思いによりそいます
2 自分の思いを大切にし、誰もが希望をもって私らしく歩んでいきます
3 ずくをだし、集い・笑い・よく動き、食に気をつけ誰もがなりうる認知症に備えます
4 認知症を誰もが自分ごととしてとらえ、互いを尊重し、支え合い、安心して暮らせるまちをつくります

認知症とともに生きるまち・うえだ 希望宣言の制定経過
そして、希望宣言の制定経過は丁寧に市のホームページに掲載されています。
これから希望宣言や条例制定を検討している自治体さんには参考になると思います。
下記は一部抜粋ですので詳しくは市のホームページをご覧ください。

まとめ

長野県上田市において、認知症の人も安心して暮らせる地域を目指す「認知症とともに生きるまち・うえだ 希望宣言」が出来上がろうとしています。
今回はその経緯や内容について紹介しました。
取り組みの推進を「上田市認知症高齢者等支援ネットワーク協議会」という団体が行っているということも非常に参考になりました。
また全国の他の市町村でもこういった動きが進むと良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント