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高齢者と難聴について ##14

難聴

このブログでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みについて紹介しています。

今回のテーマは「高齢者と難聴」についてです。以前の「認知症予防と難聴」に続き、似たテーマで2回目の投稿となります。1回目の投稿も宜しければご覧ください。

認知症予防と難聴について ##1
認知症予防と難聴についての話題です。ご本人や身近な方のお困りごとの解決として一度ご覧ください。

 

今回は難聴による受診、ヒアリングフレイル地域での啓発連携協定、聴こえの対応に関連した商品の内容に触れていきます。

 

難聴による受診への課題

1回目の投稿で難聴が認知症のリスクになること、また補聴器の有用性は報告しました。

ただその後、医療機関に行き、難聴と診断され、補聴器を装着してくれるかは別の問題で大変さがあります。

まず認知症に関連して「年によるもの忘れから来るものだから」とか「耳が遠くなっているんじゃない」というと拒絶されやすいようです。他の疾患でもそうですが現実を突きつける言い回しは良くないようですね。


ですのでやはり認知症の予防を全面に打ち出して、「ひどくならないように、一度、予防のためにお医者さんで診てもらったらどう?」と言葉をかけて、さらに「そうすれば家族も周りも安心だし」と付け加えます。

運転免許更新に当たっての医療機関の受診にも同じことが言えるかと思いますが、「家族の安心」が大義名分になると、受診のハードルが下がるようです。

難聴は一番の認知症発症リスク 補聴器を嫌がる親を受診させるのに効果的な言葉|和田秀樹 笑う門にボケはなし
前回、医学誌「ランセット」が発表した「12の認知症発症リスク」のうち、3つ目の「社会的な交流の不足」について紹介...

出典 日刊ゲンダイ

ヒアリングフレイルについて

こちらも1回目の投稿で記載しましたが、加齢による難聴のため音の刺激や脳に伝えられる情報が少なくなると、脳の萎縮などにより認知症を発症しやすくなると考えられています。また他人とのコミュニケーションの不調で抑うつ状態に陥ったり、社会的孤立というリスクにもなります。

その状態が心身の虚弱の一因で、体のフレイルのように耳に関しては「ヒアリングフレイル」と呼ばれているそうです。

そして難聴を疑ったとき、一般の人でも「聞こえ」をチェックできる「みんなの聴脳力(R)チェック」というアプリがあります。

「みんなの聴脳力チェック」は言語聴取脳力をアプリで簡単にチェックできるツールです。|ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社
ヒアリングフレイル予防「みんなの聴脳力チェック」は言語聴取脳力をアプリで簡単にチェックできるツールです。高齢化による聴力低下ヒアリングフレイルを早期発見し地域包括ケア・多職種連携時の音声コミュニケーションを支えるICTとして医療介護の現場で...

出典 ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社

ユーザー自身で再生される音声の音量を設定後、アプリから流れる音声で聞こえた単音を入力し点数化します。回答への反応速度や聞き直しの回数などから聴き取る脳の力を把握します。

私も実施しましたが「無料」で出来ますし、一度お試ししてはいかがでしょうか?

 

地域での啓発の重要性

フレイルやサルコペニアなど今多くの言葉が出来ていますが、ヒアリングフレイルに関しても出来てからの地域での啓発が一番重要となります。

1月には佐賀県佐賀市下田町にて健康に関する悩みを専門家が助言する「健康ほっとセミナー」がメガネのヨネザワ佐賀本店で行われました。

そこでは森川耳鼻咽喉科の森川院長が聞こえの仕組み、難聴について解説され、約40人が聴講されました。

森川先生は「認知症の最も大きな危険因子。聴力が正常な人に対して、軽度難聴者は2倍、中等度であれば3倍の認知症の危険性がある」と最近の研究結果を示されました。

また補聴器については、まずは耳鼻咽喉科を受診し、難聴の程度を検査することを勧め、必要であれば、その後、補聴器の選定のプロである認定補聴器技能士がいる店で選ぶことなどをアドバイスされています。

認定補聴器技能士についてはこちら↓

認定補聴器技能者とは

出典 日本補聴器技能者協会

難聴に関しての連携協定

2月に大阪府豊中市では、認知症の危険因子である「難聴」について普及啓発するとともに、その早期発見とヒアリングフレイルや認知症の進行に対する予防の促進を目的として、ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社と連携協定を締結しました。

過去、難聴への取り組みの話題はいくつかあげましたが協定締結となると本気度がわかります。

ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社comuoon(コミューン)というコミュニケーションデバイスを販売してる会社さんです。多くの医療機関や薬局、自治体などでも採用されているようです。

また上記のヒアリングフレイルで紹介した「みんなの聴脳力チェック」アプリもこの会社からのものです。

 

「聴こえの対応」に関連した商品

現在、医療機器である補聴器とは違い、一般的に家庭で購入できる「聴こえの対応」に関連した商品があります。

特にテレビからの音が聞き取りにくいを解消し、いつものテレビが楽しみになる商品を3つ選んでいます。

1つ目は、株式会社サウンドファンが発売している「ミライスピーカー」です。

ブログの固定ページにも動画と商品リンクを付けていますが、私も実際体験もしておりおすすめです。

 

2つ目は上記にもあるユニバーサル・サウンドデザイン株式会社comuoon(コミューン)です。

こちらも独自の技術でテレビからの音が聞きとりにくいを解消できます。

created by Rinker
¥136,290 (2024/03/02 13:37:04時点 楽天市場調べ-詳細)

 

3つ目はaudio-technica社 SOUND ASSIST お手元テレビスピーカーです。

上記2つと比べると価格面は少し安くなっています。

 

父の日も近くなってきましたのでご両親に向けてのプレゼントしてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は難聴による受診、ヒアリングフレイル地域での啓発連携協定、聴こえの対応に関連した商品の内容をご紹介しました。

日本は補聴器に関して欧米と比べ装着率が低い傾向はしばらく続くかと思います。

ただ今回ご紹介したような企業や啓発がこれからどんどん進み、聴こえの改善と認知症予防に確実に進んでくることは想像されます。

ぜひ一つ一つの知識を得て、新しい技術も取り入れながら生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。

このテーマはまだまだ話題の多い内容ですのでまた続けてご紹介いたします。

ありがとうございました。

 

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難聴と受診 #164|map_chiiki|note
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ヒアリングフレイルとは #171|はたはた|note
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耳鼻科と難聴と認知症 #212|はたはた|note
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難聴に関して豊中市と協定締結 #233|はたはた|note
このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みなどを紹介しています。 今回の話題は「難聴」です。 大阪府豊中市は、認知症の危険因子である「難聴」について普及啓発するとともに、その早期発見とヒアリングフレイルや認知症の進行...
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