唾液での認知症スクリーニングはまた新しいきっかけになりそうです。
認知症のスクリーニングは今までは医師の診断がベースにあり、その後様々なスクリーニングツールが世の中に出てきて、最近ではデジタルツールも増えてきました。
そして音声や歩行、目線の動きなど認知症かどうか判別出来るようなニュースも出てきていますが今回は唾液です。
内容として、高齢になるほど発症リスクが高まる認知症について順天堂大学による判別マーカーの実証実験が南足柄市内で行われています。大学側は、早期発見の鍵となる唾液に着目しており70歳以上の市民から協力を得て唾液を収集し、認知機能の推移と照らしてデータを分析しています。
現段階で治療薬がない認知症対策として、進行速度を遅らせるなどの有効な手だてが見つかるのか注目されていますが今後が非常に楽しみです。
出来るだけ当事者さんに負担が少なく、精度が高いそんなスクリーニングがこれからMCIやプレクリニカルADにフォーカスされる中、必要になると感じています。
南足柄で順大が認知症判別の実験 早期発見へ唾液に着目 | カナロコ by 神奈川新聞
高齢になるほど発症リスクが高まる認知症について、順天堂大学による判別マーカーの実証実験が今月、南足柄市内で行われた。大学側は、早期発見の鍵となる唾液に着目。70歳以上の市民から協力を得て唾液を収集し、認知機能の推移と照らしてデータを分析す…
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