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メタバースと認知症体験 #313

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みなどを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した内容をもとにテーマを決めたまとめ記事とその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介していますので宜しければご覧ください。

過去より何度かご紹介しているVRによる認知症体験とはまた違う話題です。

株式会社アルファコードと国立大学法人静岡大学 情報学部情報科学科 石川翔吾講師との取り組みでメタバース内で認知症の人の世界観を再現するプラットフォームを共同開発しました。

そして本プラットフォームを使った介護職・医療職向け体験会が石川県加賀市にて開催されました。この体験はPX(Patient eXperience)といい、認知症の方が感じているであろうこのような感覚の一部を体験できるようになっています。

具体的には認知症の心身機能障害のうち「色々なものが人の顔に見える」「形や大きさを正しく認識できない」「聞こえないはずの音が聞こえる」の状態を体験され、介護する側からみると、いつもできていることが何故できなくなるのかわからないといった状況を当事者の立場になってPX体験しています。

3月に石川県加賀市役所で開催されたPX体験会には24人の介護職・医療職の方々が参加されました。

認知症当事者の状態を体感し、気持ちの理解、そして具体的な対応・対策へとつなげる取り組みになります。

医療、介護職から始まり、教育機関、一般コンテンツへの広がりを出来るだけ早く進めて欲しいと思いました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000033753.html

メタバース内で認知症体験ができるプラットフォーム、静岡大学と共同開発

出典 PRTIMES

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