認知症看護認定看護師さんの話題を入れたいと思います。
認定で取得される知識と技術(一部)は下記の通り多岐にわたり、非常に大変です。認定を取るに当たっても長い間研修を受け、試験に合格してようやく現場で活躍されます。
下記のニュースでは、認知症看護認定看護師の石川容子さんが、認知症の中核症状や、ケアを難しくする認知症の行動心理症状(BPSD)などについてセミナーで解説された内容が載っています。看護師の立場を生かし、認知症患者の困りごとからケアを考え、ケアする人の姿勢についても説明されているようです。
病院や大学でもこの認定を取得している人は多くありません。これから認知症当事者がますます増える中、認定看護師さんの役割はさらに高まりそうです。
【認定で取得される知識と技術(一部)】
・認知症の各期に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築
・行動心理症状の緩和・予防
・認知症の症状マネジメント及び生活・療養環境の調整
・認知症の病期に応じたコミュニケーション手段の提案と意思決定支援
・家族への心理的・社会的支援
・身体所見から病態を判断し、抗けいれん剤、抗精神病薬及び抗不安薬の臨
時の投与ができる知識・技術
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