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デイサービス利用者が店員の駄菓子屋 #420

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。


北海道札幌市にデイサービスの利用者と地域の子供たちがつながる新しい駄菓子屋さんがオープンしました。

お店に立つのはデイサービスを利用する認知症の高齢者。

軽度から中度の認知症の高齢者などが利用する豊平区の「こころデイサービス優」が今回の場所になります。

普段はリハビリのひとつとして地元の企業から委託された簡単な仕事を利用者に手伝ってもらっており、今回その仕事で得た収入を元にデイサービスの玄関に駄菓子屋さんをオープンしました。

きっかけは、仕事に加えて、子どもたちとの交流の場も作ろうとこころデイサービス「優」高橋江利さんが発案しました。

実際すでに子供たちも駄菓子屋さんに来ており、挨拶や折り紙のプレゼントなど利用者と交流すると駄菓子がもらえる仕組みになります。

地域にこのような場があることが色々な交流を生むことがわかりましたし、子供の父親のコメントで「お年寄りと接する機会もないですし貴重な機会だなと思っています」というのも大事なポイントかなと思いました。

一方でデイサービスの利用者さんのコメントでは下記の内容がありました。

「いろいろな人が出入りするので、嬉しいです」
「孫が近くにはいないので小さい子みたら楽しくてきょうは嬉しかったです」
「誰とも話をしないと寂しいけど小さい子と話すと元気が出ます」

社会参加が大事ということはこれからも言われますし、こういった広がりはさらに進んで欲しいと思います。

ただ管理者さんの大変さなど、続けていくことの難しさやデイサービス利用者さんの負担も考えないといけないですので、今後は適宜支援しながら他の団体もつなげていき、本人が望めばそのよう場が地域が色々あるような地域づくりを目指していくべきと感じました。

北海道テレビ:HTB online

「認知症があっても社会で生きる」地域をつなぐ新たな駄菓子屋 デイサービス利用者が店員に?

出典 HTBNews

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