このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
認知症への取り組み:鈴鹿市(三重県)編 ##25を追加しました。
いつもnote記事みていただきありがとうございます。
認知症基本法について過去noteでは政治団体、外部団体からなどいくつかの考え方や見方を紹介しました。
今回は法律を受ける立場となる当事者、家族の受け止めという視点です。
群馬県高崎市に暮らす認知症の母と暮らす男性は、認知症基本法成立を受けて、地域の交流が活発になり認知症の人に対する周囲の理解が広がることへの期待を寄せています。
言葉にするとシンプルですが記事の内容を見ると非常に大事なことだと改めて感じさせられます。
認知症については、未だ周囲の理解は得られていないことは多く、この理由として外見からすぐにわかるものではないこと、「1、2分での会話だと普通に受け答えができるので、なかなか状況を理解してもらえないことがあります」ともあり、周囲が認知症の人の気持ちを受け止めることの難しさを指摘しています。
その解決のために「地域の交流がもっと増えることで、『認知症の人がここにいるんだ』ということが認識されるようになると、状況はもっと違ってくるのかなと思います」と話されています。
認知症基本法では、認知症の人が尊厳を保持し希望を持って暮らせるように、国に対して家族も含めて意見を聞いて基本計画を策定することを義務づけたほか、認知症の人が生活しやすいように国や地方自治体に移動の交通手段の確保や地域での見守り体制の整備などを求めています。
当事者にとって住みやすい、優しいまちになっていくことはもちろん必要で望ましいことだと思いますが、冒頭にもあった地域の交流が活発になり認知症の人に対する周囲の理解が広がることがまずは大事であるということを感じた記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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