はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
今回の記事は高知県南国市で導入されたQRコードを活用した「見守りシール」の話題です。
認知症などで外出時に道に迷った人の早期発見に役立てるもので県内では初めてとのことです。
QRコードには市のPRキャラクター「シャモ番長」が描かれています。
スマホでQRコードを読み取ると、「このシールを付けている方は認知症等(など)が原因で行方不明(道迷い)になっている可能性があります」との呼びかけと、市地域包括支援センターと南国署の連絡先などが表示されます。
南国市のアンケートでは、位置情報を取得できるGPS通信端末の使用が有効とした事業者が多かったが、通信費などのコスト面や本人が端末を持ち歩くことを忘れる可能性があることから、利用しやすいQRコードが採用されました。
シールの印刷や啓発の費用として今年度予算で約35万円を計上しています。
シールは、介護保険適用を受けた市内在住者で、医師から若年性を含む認知症の診断を受けた人に1人当たり20枚を無償で配布しています。
市が予算を付けて見守りのきっかけを作ったことはまず素晴らしいと感じました。ここから数年が大事にはなりますが、「見守りシール」の周知を市民に行うこと、如何に周知されたかの検証、対象者への案内(ここは今の認知症の診断の方以外にも広げるのかの議論)、シールを使った簡単な模擬訓練などでしょうか。
色々ありますが費用を抑えながらこの話題を起点に色々なことがしかけられるので見守りについてのスタンダードな方法が進んでいきそうな気がします。
ブログでも見守りはいくつか取り上げていますのでご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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