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稲沢市の井戸端カフェ #430

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
昨日「知っておきたい認知症保険」の記事をアップデートしています。


愛知県稲沢市に認知症当事者や家族、地域住民らが月1回、日頃感じていることを話し合う交流スペースがオープンしました。

その名も「井戸端カフェ」

専門家も交えて皆で病気への理解を深めることで、患者や家族の孤立を防ぎ、支え合う地域づくりを目指します。

最近のオレンジカフェや集いの場は専門家、専門職を交えてというのと孤立や孤独感をなくす取り組みが増え、これがスタンダードになりそうですね。

そしてカフェの中で、ある50代の女性は「80代の母親が認知症になったかも」と、病院勤務のスタッフに、母親を病院に連れて行く方法を相談されました。

コメントでは「専業主婦で周りとのつながりも薄く、一人で心配し続けていた。一緒になって考えてくれて、心がだいぶ軽くなった」と晴れやかな表情とのことです。

ここで認知症に関わる仕事をしていると地域包括支援センター行政の相談窓口に行ってみたらと言えますが、専業主婦だと知らないケースも多かったり敷居が高い場合もあると思います。

そういった時にこの「井戸端カフェ」のような気軽に立ち寄れる場所が大事になってくるのだと思いました。

カフェ代表の加藤多笑子さんは、グループホームで介護士として働く「専門家」の一人で「認知症を正しく理解することで、家族は余裕を持って患者に接することができるし、地域の人も助け合える。カフェは皆がのびのびと過ごし、息抜きができる場所でありたい」と話されています。

また、その中でも自宅で暮らす患者や家族のように事故やトラブルを恐れて外出を控え、孤立しないようにぜひこのカフェに訪れて欲しいともおっしゃっていました。

継続して住民の悩みを解決し、認知症に対して不安のない、希望のある共生社会の実現に向けて活動を続けて欲しいと思います。

認知症の悩み、共有の場に 稲沢に6月「井戸端カフェ」オープン:中日新聞Web
二〇二五年には高齢者の「五人に一人」がかかるといわれる認知症。その当事者や家族、地域住民らが月一回、日頃感じていることを話し合う交流ス...

認知症の悩み、共有の場に 稲沢に6月「井戸端カフェ」オープン

出典 中日新聞

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