日本認知症予防学会理事長の浦上克哉先生(鳥取大医学部教授)は多くの講演会を実施していますが地元の米子市中町の市立図書館でも開催されています。
厚生労働省の調査は、2015年は520万人だった認知症の患者が、25年には700万人に上ると推計。65歳以上の高齢者でいうと、5人に1人の計算で、浦上教授は外出自粛が推奨される「ウィズコロナ(コロナと共に)」の生活様式は、刺激を受ける機会が減り、さらに増える懸念があると指摘されています。
私も自治体の方とお話をしているとコロナで介護予防やサロンへの参加減少により少しずつ体や頭への影響が出ており、脳の健康度チェックやフレイルのチェックの数値でも現れてきているように感じます。
記事の中で予防には、スクワットや足踏み、貼り絵や塗り絵、本の音読やバランスの良い食事が効果的で「日々継続して取り組むことが予防につながる」と強調しています。鳥取県が開発した運動、座学、知的活動で構成する「とっとり方式認知症予防プログラム」も有効と紹介されました。
コロナに負けず、自らが出来ることを積極的に実行していくことが大事ですね。
【朝刊先読み!】認知症予防、日常生活の中でも 鳥大教授が講演 | 山陰中央新報デジタル
認知症予防をテーマにした講演会が17日、米子市中町の市立図書館であった。日本認知症予防学会理事長の浦上克哉・鳥取大医学部教授(66)が、新型コロナウイルス禍で外出を控えながらでも、日常生活でできる予防…
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