はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
今回は高知県高知市の認知症の人が安心して外出できるお出かけについての仕組みづくりです。
お出かけには「見守り」もセットです。
見守りの取り組みは記事としてまとめていますのでぜひ他の記事もご覧ください。
高齢者見守りに関する全国市町村の取り組み紹介!!
高齢者見守りの取り組み事例をまとめました。 認知症当事者へのお出かけ対策として今までと同じでGPSやBluetoothの活用に加え、現在では見守りシールの活用も拡大しています。 さらに屋外では自動販売機を用いた見守り、屋内では冷蔵庫を用いた...
さて、早速ですが高知市は道に迷った場合でも早期に捜し出せるよう位置情報を取得できるGPS端末の貸し出しなどを検討しています。
なぜなら32万人ほどが暮らす住民の内、約1万7千人の認知症高齢者がいると推計されてるからです。
そして市によると、昨年4~12月の9カ月間に「行方不明になった」と相談があった認知症高齢者は58人であり、うち3人が遺体で見つかっているそうです。
3月にあった市議会で、大野正貴・市健康福祉部長(当時)は「認知症になっても安心して外出できる仕組み作りをしたい」と述べていました。
そして6月7日には、早速認知症当事者や専門家、医師などを交えた「認知症検討部会」を設置しました。
位置情報を取得できるGPS端末の貸し出しのほか、認知症患者の持ち物にQRコード付きのシールを貼り付けることなどを検討しています。
この辺りもブログに記載していますのでご覧ください。
認知症と見守りについて ##3
過去のnoteでも一番多いテーマである「認知症と見守り」について取り上げました。
内容が少しでもご参考になれば幸いです。
市の基幹型地域包括支援センターの田部佳枝さんは「行方不明になることを恐れて外出をためらうのではなく、認知症になっても安心して行きたい場所へ出かけられる街づくりを進めたい」と話しており、お出かけの仕組みづくりも同時に検討されています。
市も医師会も巻き込みあるべき姿に向かっていくことは素晴らしい取り組みだと感じました。
高知市、認知症支援を強化へ 「安心して外出できる仕組み作りを」:朝日新聞デジタル
認知症の人が安心して外出できる仕組み作りに高知市が乗り出す。道に迷った場合でも早期に捜し出せるよう位置情報を取得できるGPS端末の貸し出しなどを検討する。早ければ来年度にも実施するという。 32万人…
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