はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
今回は大分県臼杵市の話題です。
当市では18年前から職員が学校や企業などを訪れて認知症への理解を深める講座を開いていて、これまでの受講者は1万人を超えています。
そして市内には「臼杵の認知症を考える会」という会があり様々な取り組みもこの会で議論しています。
その会の取り組みの一環で一昨年には、九州・沖縄の自治体では初めてとなる認知症に関する条例を制定し、行政と市民がそれぞれの立場で認知症の予防や患者の支援に取り組んでいます。
今回の記事は、子どもたちが認知症が疑われる人への適切な声のかけ方などを訓練を通して学んでいます。
訓練は認知症の人たちへの理解を深め、地域全体で支え合おうと臼杵市が行ったもので、市浜小学校の6年生の児童、60人余りとその保護者が参加しました。
訓練に合わせて認知症が疑われる人への適切な声のかけ方として3つの大切なポイントも記載されていました。
▽びっくりさせない
▽急がせない
▽プライドを傷つけないという
臼杵市高齢者支援課の衛藤和子課長代理は「きょうは保護者にも見てもらえたので、家に帰って一緒に振り返ってほしい。市としてもこうした取り組みを今後も続けていきたい」と話しており、継続的に実施することを示されています。
臼杵市は私も何度も伺っていますが、長年かけて関係者の努力によりここまで市民に活動が根付いてきています。
その結果、町としての人気も高く移住の方も多い市です。
町として皆で取り組み活動することはテーマに関わらず目線が同じになり一体感が生まれます。
認知症に関しても同様であり、このような地域をもっともっと知りたいと思いました。
エラー - NHK
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