はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
徳島県鳴門市にて認知症の人の視覚を再現するVR(仮想現実)機器を使って症状を疑似体験する授業がありましたのでそちらを紹介します。
対象は明神小学校4年生の児童約30人が参加しました。
小学高学年を対象に認知症に関する特別授業を実施している朝日新聞厚生文化事業団の社会福祉士、鈴木有紀さんが講師を担当しました。
VRを使った体験会はいくつかの会社がありますが以前下記ブログでまとめていますので良ければご覧ください。

VR認知症の広がりとコンテンツ提供各社の違い ##28
今回は「VR認知症の広がりとコンテンツ提供各社の違い」についてです。学校や企業での導入も進みましたので事例を交えて紹介します。
体験会の中で鈴木さんは、街を歩いていて自分がどこにいるのか分からなくなるといった認知症の症状に触れ、急がせずに相手の話をきちんと聞くことや、はっきりとした口調で穏やかに話しかけるなど患者への接し方をアドバイスされています。
そして子どもたちはVR機器を目にあて、自宅から自販機まで飲み物を買いに行く患者の視覚を疑似体験しました。
疑似体験することで認知症の人の気持ちがわかるというものですが言葉で聞くよりも実際の映像で見るとかなりの違いがあります。
VRやARなど技術がどんどん進み活用方法も広がっていますが、教育という面では小中学生が一番受け入れは良いのかもしれません。
費用面はあるものの全小中学校へのサポーター養成講座の導入に加え、VRによる教育も広がって欲しいと感じました。
本年も最後までありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
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