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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
埼玉県草加市における認知症検診事業について静岡県富士市の議員さんが視察されており、そのブログに詳細な内容が掲載されていました。ぜひ草加市の認知症検診事業について概要を知っていただけたらと思います。
埼玉県草加市について
・人口は25万人あまり
・松尾芭蕉ゆかりの地
・草加せんべいは団子を伸ばしてお醤油を塗って焼いたのが始まり
・高齢化率24.5% 後期高齢者率14.4%
・長寿支援課から健康推進部地域介護課地域支援室(介護予防など担当する部署)へ所管が移動
認知症検診事業について
・検診対象者:草加市に住民票がある60歳及び65歳以上の方
・受診方法:医師会は草加市と八潮市の両市で跨るので、双方で検診実施
・費用は全額市の負担。脳の健康度チェック票で指定医療機関にて記入(一次判定)
医師の診断のもと、必要であれば2次医療機関に繋げる
6〜12月の特定健診や後期高齢者検診に合わせて実施
・脳の健康度チェック票では認知症という言葉は使わない
・委託料:全額市の負担。脳の健康度チェック票1件1,100円。精密検査報告書550円
検診事業の経緯について
・経緯:医師会からの発議。
平成25年から草加八潮医師会で認知症検診準備委員会設置し、平成26年から事業開始
・周知:市の広報誌、ポスター、チラシ、商店会の電光掲示板、敬老祝金の案内に同封、特定健診等案内に同封
・実績:事業開始時の平成26年度は27,000人の対象者に対し受診者1,700人(6.3%)。令和5年度は61,631人の対象者に対し受診者1,565人(2.5%)精密検査につなげた結果、そのうちの37%が認知症と診断されている
まとめ
草加市における認知症検診事業について委託費も含め詳細に内容が書かれていました。
質疑応答についてもぜひご覧ください。
自治体の認知症施策については先進事例を議員さんが視察し、議会などで共有され発展することもあります。今回の検診事業が富士市へ発展することを楽しみにしたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
引用 鈴木こうじブログ
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