はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
久しぶりに音楽療法の記事がありました。
私のブログでも以前まとめていますのでご覧ください。
今回は日本音楽療法学会の猪之良高明副理事長が解説しています。
音楽療法は、こどもの発達支援、心身の障害の回復、認知症や痛みの緩和など、さまざまなケアに効果が期待できること、そして「近年、医療や福祉・介護などの各方面で取り入れる動きが広まっています。子どもから高齢者まで幅広い世代をサポートすることが可能です」とコメントされています。
そして音楽療法には受動的と能動的の2種類があることにも触れています。
まず音楽療法は、健康に不安のある患者を音楽を用いて回復に導き、社会適応能力を向上させることを目的としており、言語を用いる治療が難しい患者にも有効です。
そして、音楽を「聴く」ことを中心とした受動的音楽療法と、「歌う」「演奏する」などに重点を置いた能動的音楽療法の2種類がある。
認知症患者には、昔よく聴いた懐かしい音楽や好きだった音楽などを聴いたり、大人数で歌ったり演奏したりすることで、他者とのつながりを感じ精神的な安定をもたらす効果が期待できるとのことです。
現在も多くの音楽療法士さんの活動がSNSでも発信されていますが下記の点も大事なのだと感じました。
音楽療法を活用する上で気を付けるべき点は、患者に無理強いをしてはならないこと、「高齢による聴力の低下でうまく聞き取れなかったり、長時間にわたり音楽に触れることでかえってストレスを感じたりする人もいます」とあり、個人に合う見立てが必要とされています。
音楽療法については、私ももっともっと世の中に知って欲しいとは思いますが、あまり不特定多数に広げず地道に当事者のニーズに合った活動が必要だと感じました。
ただ継続性が難しい当事者へのアプローチを続け、ビジネスとして続けていくには医療機関や自治体と連携しながら持続的に希望者が集まる仕組みづくりも大事だと感じました。
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