スポンサーリンク

南国市:「シャモ番長」見守りシール導入 #533

高齢者見守り

はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。

今回の記事は高知県南国市で導入されたQRコードを活用した「見守りシール」の話題です。

認知症などで外出時に道に迷った人の早期発見に役立てるもので県内では初めてとのことです。

QRコードには市のPRキャラクター「シャモ番長」が描かれています。

スマホでQRコードを読み取ると、「このシールを付けている方は認知症等(など)が原因で行方不明(道迷い)になっている可能性があります」との呼びかけと、市地域包括支援センターと南国署の連絡先などが表示されます。

南国市のアンケートでは、位置情報を取得できるGPS通信端末の使用が有効とした事業者が多かったが、通信費などのコスト面や本人が端末を持ち歩くことを忘れる可能性があることから、利用しやすいQRコードが採用されました。

シールの印刷や啓発の費用として今年度予算で約35万円を計上しています。

シールは、介護保険適用を受けた市内在住者で、医師から若年性を含む認知症の診断を受けた人に1人当たり20枚を無償で配布しています。

市が予算を付けて見守りのきっかけを作ったことはまず素晴らしいと感じました。ここから数年が大事にはなりますが、「見守りシール」の周知を市民に行うこと、如何に周知されたかの検証、対象者への案内(ここは今の認知症の診断の方以外にも広げるのかの議論)、シールを使った簡単な模擬訓練などでしょうか。

色々ありますが費用を抑えながらこの話題を起点に色々なことがしかけられるので見守りについてのスタンダードな方法が進んでいきそうな気がします。

ブログでも見守りはいくつか取り上げていますのでご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

高齢者見守りに関する全国市町村の取り組み紹介!!
高齢者見守りの取り組み事例をまとめました。 認知症当事者へのお出かけ対策として今までと同じでGPSやBluetoothの活用に加え、現在では見守りシールの活用も拡大しています。 さらに屋外では自動販売機を用いた見守り、屋内では冷蔵庫を用いた...
認知症道迷い、「見守りシール」のQRコードで早期発見 無償で配布:朝日新聞デジタル
認知症などで外出時に道に迷った人の早期発見に役立てようと、高知県南国市がQRコードを活用した「見守りシール」を導入した。持ち物や衣服などに貼り付けたシールをスマートフォンで読み取ると、高齢者への対応…

認知症道迷い、「見守りシール」のQRコードで早期発見 無償で配布

出典 朝日新聞

コメント

タイトルとURLをコピーしました