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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
ここ最近は高齢者見守りの情報を収集しており、いくつか記事をまとめて書いていますがその中でも下記に記載されている「定期訪問タイプ」に注目してます。
ジャンル | 内容 | 主な会社 | 例:初期費用 | 例:月額料金 |
駆けつけるタイプ | ボタン一つでかけつけるシンプルサービス | ALSOK、 セコム | 6万円程度 | 2000円~5000円程度 |
定期訪問タイプ | みまもりサービス | 郵便局、パルシステム | なし | 0~2500円程度 (主サービスに含まれる場合も有) |
日常生活変化アラート感知タイプ | 普段使う家電や電化製品と連動して使うサービス | ネコリコ、ZOJIRUSHI等 | 2万円程度 | 1000円程度 |
身に着けて感知するタイプ | 身に着けるものを起点にするサービス | ネットフォース、イル | 3万円程度 | 3000円程度 |
センサー (カメラ・ロボット)タイプ | センサーやカメラを設置して確認するタイプ | ネコリコ、ソニー | 2万円程度 | 2000円~5000円程度 |
見守りサービスの中で良く取り上げられるのはGPSやスマートウォッチ(スマートフォン)などでアラートを感知して対応するもの多いです。
認知症高齢者が近所にお出かけしてしまっても、デバイスの位置情報を知ることにより見つけ出すことが出来るという内容です。ただこれも課題があり、GPSを付けた靴や帽子などを身に着けていなければまったく意味をなさないことが問題として過去より報告されています。
そういった中、私としては最後は”人”が見守る体制が大事だと感じており、それを補完するためのスマホやスマートウォッチなどのデジタルツールだと思っています。
そして”人”に関しても家族というよりはその方を良く知っている”身近な他人”が良いなと感じます。
家族だとどうしても気を遣いすぎて24時間見守らないとと負担になり介護疲れを起こしてしまうことも多くあります。そういった時にある程度人となりを知っていて、気を遣いすぎない相手というのが大事なキーパーソンになります。
それもビジネスとしてお金が払ってサービスを受けているというのも大事なポイントだと思います。
そのため定期訪問する身近な他人を考えたときに今回ご紹介する”宅配サービス”が重要だと考えており、その内容を詳しくご紹介したいと思います。
引用 パルシステムポイ活するならげん玉!
見守り安心サービス実施のパルシステムの取り組みについて
パルシステムは皆さんも利用したことがあるかも知れませんが関東を中心とした1都11県約170万世帯の組合員のくらしを支える生協の宅配サービスです。
そしてこの「見守り安心サービス」は非常にシンプルで配達した際の配達情報を家族に伝えることと、緊急時には速やかに通報するサービスです。
1. 安心メールサービス
連絡受取者のメールアドレスに、毎週のお届け時間、お届け時の基本情報を配信いたします。配信する内容は「①在宅/不在」「②お届け商品の有無」「③次回ご注文の有無」からお選びいただけます。

2. 緊急通報サービス
見守り対象者が倒れてしまっているような緊急時や、先週お届けした商品が放置されていたり、郵便物がたまっているなど異変を察知した際に、通報を行います。

週1回でも定期的に配達している方が目で見て、見守ることはすごく大事だと思います。
上記のブログ内容でも紹介した同じ定期訪問タイプの郵便局のサービスと組み合わせてもより多くの目が行き届くことになります。
また昨年にブログで一度、高知県高知市において、市と生協の配送担当者が高齢者の見守り活動を行うことなどを盛り込んだ協定の内容をご紹介したこともあります。
協定では、生協の配送の担当者が高齢者の見守りを行うなかで、異常があった場合は市などに報告するほか、認知症サポーターを養成する講座の受講を職員に促し、認知症への理解を進めるとしています。
このほか、宅配のカタログに地元企業の商品を掲載したり、運営するスーパーマーケットで地場産品を販売する特設の売り場を設けたりして「地産地消」も推し進めることにしています。
下記の記事もぜひご覧ください。

そもそものパルシステムのサービスの特徴は?
パルシステムについてはそもそもは宅配サービスですのでその辺りも触れておきたいと思ますがポイントは下記の4つになります。
安心で体に良い食材であること、買い物への移動が困難な高齢者にとっても品物を運んでいただけるサービスがあること、ミールキットのようなすぐ作れるようになっていること、子供にも安心という内容です。
これだけ多くの世帯に選ばれるには訳があると思いますが夫婦共働きも増えてきており、より時短や効率化を希望する若い世代にもニーズが高まっていると思います。


料金など詳しくはパルシステムホームページでお問い合わせいただくと良いかと思います。
ポイ活アンケートでお小遣い稼ぎ-マクロミルのアンケートアプリios用まとめ

今回、パルシステムが提供している通常の「宅配サービス」と、それに関連する「見守り安心サービス」についてご紹介しました。
これまでのブログ内容を見ていただき、宅配サービス自体の便利さやその魅力を感じていただけたと思います。加えて、見守りという新たなサービスは利用者やご家族の安心感にもつながっています。
しかし、現在、ニュースで報じられているように、高齢者(特に認知症を含む)の行方不明者が増加し続けている現状は深刻です。この問題を解決しようと新しいデジタルツールが登場していますが、期待されるほどの成果が得られていません。
では、今後できることは何か考えたときに最も重要なのは、やはり地域やご近所などの小さなコミュニティ内で、身近な人々が目を光らせ、見守る体制を整えることだと考えています。
そうすることで、アラートが見つけやすくなったり、行方不明者を発見する最短ルートとなり、より迅速に対応できる可能性が高くなります。
そして、これからますます進行する高齢化社会を考えると、宅配事業は今後さらに拡大していくと予想されます。その中で、利用者の中には認知症予備軍であるMCI(軽度認知障害)の方々も含まれてくると思います。
MCIは認知症の前段階であり、一定の割合で進行していくことが知られています。こうした場合でも、宅配サービスの定期的な訪問が、利用者の状態の変化を早期に捉える一助となり、地域包括支援センターなどに情報を提供することで、見守り体制の構築に貢献できるのではないでしょうか?
今回、パルシステムが展開しているサービスの中で、地域への貢献がさらに拡大していく可能性を感じました。このような形で、地域コミュニティとの連携が強化され、安心して暮らせる社会づくりが進んでいくことを期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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