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まとめ:認知症と高齢者運転について ##7

高齢者運転

ブログでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています
テーマ毎にもまとめていますので宜しければご覧ください

はたはたです
いつもブログみていただきありがとうございます

今回のテーマは「認知症と高齢者運転について」についてです。
軽度認知障害と運転に関しての記事も含まれています。

まずこのテーマを取り上げるにあたり、まずはこの内容に触れる必要があるかと思います。

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/oshirase/kaisei.html
引用 警視庁

今回の内容の大事なポイントの1つとして受験者に運転技能検査が新設されています。

運転技能検査とは、75歳以上の高齢運転者のうち、普通自動車対応免許の方が一定の違反行為をした場合、免許更新時等に運転技能検査の受検が義務付けられ、運転技能検査に合格しない場合は運転免許の更新はできないことになります。

また検査結果についても、「認知機能検査の低下しているおそれがない・認知機能が低下しているおそれがある・認知症のおそれあり」の3区分から「認知症のおそれなしと認知症のおそれあり」の2区分に変更されています。

そして今まで認知機能検査の検査結果に基づき、「2時間講習」「3時間講習」に分かれていた高齢者講習が、「2時間講習」に一元化されています。

運転免許更新における「認知機能検査」の現状(富山県警本部まとめ)

昨年12月には運転免許更新における「認知機能検査」の現状について富山県警本部まとめのニュースがありました。

75歳以上のドライバーが運転免許の更新の際に受ける「認知機能検査」で、県内では過去3年間に受けたおよそ8万人のうち4分の1のドライバーが認知症や認知機能低下のおそれがあると判定されました。

内訳として「認知症の恐れがある」と判定された人は25444人、また「認知機能の低下の恐れがある」と判定された人は1万8663人で、あわせると全体のおよそ4分の1にのぼります。

このうち「認知症の恐れがある」と判定された人がその後も運転を続けるためには医師の診断で認知症ではないことを証明する必要がありますが、こうした対応をとらなかったなどとしてこの3年間で行政処分によって4人が免許の取り消しにまた7人が免許の停止になっているそうです。

道路交通法改正前のまとめでもあり、少し判定区分も変わっているので目安かとは思いますが気になる結果が出ているのは間違いありません。

全国自治体の対応

このテーマは非常にインパクトもあり、多くの自治体でこの内容を取り上げて研修会を開催するのを見かけます。

ただどちらかというと支援する専門職、地域包括支援センター職員向けであり一般の生活者がこの話題に触れているかというと当事者以外はまだ多くないかもしれません。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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