認知症への取り組み：神奈川編 ##6

1 各市町村の取り組み
2 県の取り組み
3 まとめ
4 過去のnote記事

このブログでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みについてnoteで投稿した内容をまとめて紹介しています。
またその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。

今回のテーマは「認知症への取り組み：神奈川編」についてです。

全国の市町村での取り組みを発信する中でわかりやすく県単位でまとめていきます。
最初は過去のnoteでも記事の多かった神奈川です。

各市町村の取り組み

最初は横浜市都筑区の認知症フォーラムの内容を掲載しましたが昨年、都筑公会堂にて「第14回都筑区認知症フォーラム」を開催されました。都筑区認知症サポート連絡会と都筑区役所で主催するこのフォーラムは2009年から毎年開催しています。

テーマは「お耳拝借！認知症との折り合い方」

ふれあい鶴見ホスピタル副院長の石井映幸先生を講師にお迎えし、会場とオンラインを合わせて172名の方が参加しました。

出典　横浜市都筑区

大和市は「認知症1万人時代条例」制定の話題でした。
条例制定も全国で進んできておりますが、オリジナリティのある条例で、参考になります。

出典　朝日新聞

開成町では認知症サポーター養成講座の話題でした。

出典　タウンニュース

川崎市高石地区では、認知症の人や、その家族が地域住民、専門職の人とつながり、居場所づくりを行う認知症カフェがあり、その一つ「オレンジリング百合丘」が高石神社で清掃活動を行った内容がニュースになっていました。

出典　タウンニュース

横須賀市では昨年「認知症フレンドリーな三浦半島を目指して！」をテーマにした講座が開かれました。講師を、国のモデル事業として認知症初期集中支援に取り組んでいる世田谷区認知症在宅生活サポートセンターの作業療法士・村島久美子さんと認知症の人の生活を向上させるための空間デザインの普及支援を展開する木内大介さんが務め、幅広い視点での内容になりました。

さらに追加として、認知症の正しい理解と地域交流を深める催し「Team TUNAGUカフェ」が、長沢のグリーンハイツ集会室で行われました。「北下浦地区をもっと良くしたい」と集まった地元の介護事業所や薬局、医療機関、ボランティア団体などで組織する任意団体「Team TUNAGU」が主催し、「楽しみながら認知症について、知る・学ぶ・繋ぐきっかけをつくる」を合言葉に、初めてのイベントが開催されました。

出典　タウンニュース

横浜市の医療面では横浜市立大学付属病院がコーディネーター業務を受託し、開始するニュースがありました。内容としては、横浜市が平成30年度から若年性認知症支援コーディネーターを市内の認知症疾患医療センターに配置しており、2022年12月より当病院に若年性認知症支援コーディネーターを配置しました。

出典　横浜市立大学

横浜市南区では初期集中支援チームが佐藤病院に設けられ、認知症の専門医や看護師などが家族の相談を受けたり、家庭訪問を行い、早期に必要な医療機関や介護サービスにつなげているニュースもありました。この中ではチームメンバーの写真も含め、医師、看護師、介護福祉士、作業療法士など専門職10人体制の活動を詳しく掲載しています。

出典　タウンニュース