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認知症予防としての健康マージャン ##21

健康マージャン

このブログでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みについて紹介しています。

今回のテーマは「認知症予防としての健康マージャン」についてです。

さて、皆さん健康マージャンについて知っていますか?

ここ数年で目立ってくるほど多くの自治体で取り入れられていますがあまり詳しく紹介しているサイトはなさそうなのでまとめてみました。

 

健康マージャンについて

健康マージャンについてまずは説明します。

基本、麻雀には変わりないのですが普通と違うのは、ルールとして

「(お金を)賭けない、(酒を)飲まない、(たばこを)吸わない」を守り、

純粋に楽しむことが目的としています。

手や指先を使い、頭脳ゲームといわれることから、近年、認知症予防での活用が注目されています。

また談笑しながら楽しめるため、仲間づくりにもつながることが期待されています。

 

健康マージャンのルーツ(発祥)は?

健康(マージャン)麻雀の促進を目指す日本健康麻将協会が発足したのが1988年になります。

日本健康麻将協会
『賭けない 飲まない 吸わない 健康マージャン』日本健康麻将協会公式サイト

活動理念は下記の通りの内容であり、徐々にではありますが普及活動を行い、全国自治体にも浸透させてきたのだろうと感じています。

マージャンは人と人とのコミュニケーションをはかるゲームです。日本健康麻将協会は、21世紀の知的ゲームとして「麻将」の素晴らしさを鼓吹し、その普及活動を通じて社会に貢献します。
そして麻将を世界の国々で愛され親しまれる健康的な頭脳スポーツとして認知させ、次世代に継承します。

出典 日本健康麻雀協会

 

健康マージャンを実施している場所、自治体は?

こちらも日本健康麻雀協会に実施している先が掲載されています。

最新版ではないかもしれませんので、近くで参加したい場合は各自治体に確認するのも良いかもしれません。

出典 日本健康麻雀協会

また和歌山県みなべ町の地域包括支援センターは「健康マージャン」による認知症予防教室を開いています。

センターでは「健康マージャンで楽しく脳を活性化しよう」と呼びかけており、地域のサークル活動として広まることも期待しています。

マージャンで生き生き みなべ町で認知症予防教室:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト
和歌山県みなべ町の地域包括支援センターは来年1~3月、「健康マージャン」による認知症予防教室を開く。センターでは「健康マージャンで楽しく脳を活性化しよう」と呼びかけており、地域のサークル活動として広ま...

出典 紀伊民報AGARA

また全日本健康麻雀協議会という団体もあり、こちらでも会員紹介として健康麻雀を実施している先が掲載されています。

全日本健康麻将協議会 | 健康マージャン市民サークルが無料で参加できる
健康マージャン市民サークルが無料で参加できる

出典 全日本健康麻雀協議会

その他の健康マージャンに関係する団体・お店

その他全国各地に健康マージャンに関係する団体やお店などはありますが少しだけ載せておきます。

 

まとめ

今回のテーマは認知症予防としての健康マージャンとしました。

自治体が行う介護予防認知症予防教室などは運動プログラムや脳トレなどが多数であり、刺激という面では少し物足りないとよく言われます。またこれらの教室などは男性の参加も少なく自治体の頭を悩ませています。

そういった中、健康マージャンは男性にも興味を持ってもらえ、ルールとしても「(お金を)賭けない、(酒を)飲まない、(たばこを)吸わない」がしっかりと根付いており安心に参加いただける内容です。

最近では3ないから3づくり「仲間づくり・生きがいづくり・健康づくり」にもつながっていることも言われています。社会参加が認知症予防には効果的であることは多くの報告から言われています。

健康マージャンが継続的に地域に根付いってほしいと思いました。

 

過去のnote記事

#109 https://note.com/map_chiiki/n/n0d0d7680cea9

#193 https://note.com/map_chiiki/n/nc900e8e75183

#360 https://note.com/map_chiiki/n/n0c949d8ceba1

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