このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
別のブログ「認知症ちいきマップ」ではこのnoteの情報をまとめており、情報発信を通じて認知症に関わる方々の理解をさらに深めていただけたら幸いです。
日本認知症予防学会代表理事 鳥取大学 浦上克哉先生の新書になります。
今回は特に軽度認知障害(MCI)という言葉に何度も触れています。
記事の中でも「認知症は現代医学では治療することはできません。薬で進行を遅らせるのが関の山です。ただ、認知症になる直前の軽度認知障害(MCI)なら予防することができます。認知症になるかならないか、一歩手前の“最後の分かれ道”といえるでしょう」とコメントされています。
この本については、認知症予備群である軽度認知障害(MCI)の基本性質から、認知症との違いや科学的に正しい認知症の予防法までをまとめたもので、特にこのMCI段階での予防策を講じる重要性を紹介しています。
認知症に関わる専門職の方であれば間違いなく知っている軽度認知障害(MCI)ではありますが、これから一般の方も含めさらに多くの方が知ることなり、それと同時に認知症に進まないようにする(なるのを遅らせる)予防にも目が向くことは間違いありません。
どのようなことを生活者の方が望み、どういった情報を得ていくかについて知る最初のきっかけの本となると思います。
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