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認知症予防最前線 #47

 ここ最近の話題として、認知症治療薬の治験成功のニュースが9月にありました。国内の製薬会社、エーザイ株式会社が1795 名の早期アルツハイマー病当事者を対象にしたグローバルな治験を行い、有意な悪化抑制が示された内容です。

 認知症治療になるため認知症予防ではないのですが、治療薬があることはこれから予防活動を積極的に行う十分な理由になると思います。

 また下記の記事にある横浜市の内容として、認知症の早期発見が大事で、そのためにはご家族や周囲の方々の気づきも必要とありました。さらに市では早期発見のため「もの忘れ検診」を無料で実施しており、今年度から各区で通年検診できるようになっており、また専門医療機関では、もの忘れドックや物忘れ外来なども設置されているそうです。

 気づきのための雰囲気作り、脳の健康を知る機会、そして受け皿となる医療機関の設定、治療薬、こういった地域での土台があっての認知症予防になるのだと感じました。

https://www.eisai.co.jp/news/2022/news202271.html

抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体「レカネマブ」について、1,795人の早期アルツハイマー病当事者様を対象としたグローバル大規模臨床第Ⅲ相CLARITY AD検証試験において、統計学的に高度に有意な臨床症状の悪化抑制を示し、主要評価項目を達成

出典 エーザイホームページ

https://www.townnews.co.jp/0116/2022/11/17/651227.html

横浜市の認知症予防最前線 市政報告みちよレポ【20】

出典 タウンニュース
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