VRについて過去記事を紹介した内容は認知症の当事者が見ている世界を共感できるコンテンツでした。
今回の内容はメタバースの名前を広げるきっかけとなったMeta社が手掛ける福祉領域におけるVRの可能性を発信する新プロジェクトです。新プロジェクトでは、デジタルステッキが手掛ける「VR旅行」を、Facebook Japanが支援します。
「VR旅行」は、施設に居住する高齢者を対象に、思い出の場所などをVRゴーグルの「Meta Quest 2」で巡ることができる。また、高齢者とともにVRコンテンツを制作する取り組みも実施しています。
まずはVR旅行のコンテンツを撮影するワークショップを岩手県盛岡市と兵庫県神戸市で開催するとのことです。
後半ではフレイル予防で有名な東京大学 高齢社会総合研究機構機構長 教授を務める飯島勝矢氏が「老いる原因は食事や運動不足もあるが、一番上流にあるのは社会性や人のつながり」と指摘しています。「たとえ物理的に距離が離れて、身体が衰えても、昔からの知り合い4〜5人と繋がり続けられる、そういった疑似体験ができるようなVRの開発に期待する」と述べています。
*参考までに今週の市原市のフレイル予防講演会の内容も入れておきます。
このプロジェクトは利益追求はしないともあり、社会的貢献や社会的インパクトのある内容だと感じ、応援したいと思いました。
Meta日本法人、「VR旅行」を高齢者福祉に活用--神戸と盛岡でワークショップ
Meta日本法人のFacebook Japanは12月15日、福祉領域におけるVRの可能性を発信する新プロジェクトを発表した。高齢者向けの「VR旅行」を手掛けるデジタルステッキと提携し、2023年1月より取り組みを開始する。
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