このブログでは認知症に関連した情報発信と全国の市町村での取り組みについてnoteで投稿した内容をまとめて紹介しています。
またその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
今回のテーマは「認知症予防とeスポーツ」についてです。
当ブログでは2つ目の記事です。
前回の記事から調べていくとさらに全国での活用事例が進んでいるため下記にいくつか紹介します。
全国市町村でのeスポーツ活用事例紹介
まず熊本県宇城市は、eスポーツとデジタル化の拠点「うきのば」を宇城市役所小川支所に設けています。
高性能パソコンでゲームを楽しめるほか、スマートフォンの使い方の相談も受け付けます。
eスポーツ用のパソコンは6台あり、パズルやアクションゲームなどをオンラインで対戦できます。高齢者の認知症予防にも役立つことや、パソコンの置かれた共有スペースもあり、放課後の自習や、社会人のリモートワークに活用できるの特徴です。
島根県出雲市では高齢者に対戦型のゲームを競技として行うeスポーツを楽しんでもらうことで、認知症の予防などに役立ててもらおうという体験会が開かれました。
参加は70代から90代までの14人であり、90代の方も楽しまれているようです。
体験会は地元企業のeスポーツチームのメンバーからやり方を教わりながら、挑戦しています。
兵庫県神戸市では日本初の60歳以上限定のeスポーツジムとして行っている面白い取り組みです。
2020年ISR e-Sportsは神戸市との実証事業連携において日本初のシニア専用eスポーツ事業開始しました。
佐賀県大町町では、介護や認知症の予防を目指す「シルバーeスポーツ教室」が開講されました。高齢者8人がレーシングゲームなどに挑戦し、「緊張して汗かいた。脳にいい感じ」と実感されています。
こちらでは「eスタジアム」社と連携して教室を設けています。
会場の老人福祉センターひじりには、レーシングゲームとパズルゲームの「ぷよぷよ」が設置されました。
まとめ
今回は4つの市町村を取り上げました。
特徴として最初の宇城市は自治体が設けたeスポーツの拠点ということで熊本県内は初ですが全国でもまだ多くはないのかなと思います。
そして残り3つの特徴はそれぞれにeスポーツの団体が入っているということです。
出雲市では島根県eスポーツ連合、神戸市ではISRグループ、大町町ではeスタジアム社ということでそれぞれの特徴を生かして各地域で取り組みを行っています。
シニアのeスポーツへの取り組みは全国各地に広がっていますが、各地で違いもあるのも面白いと感じました。
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