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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
今回まとめた”高齢者見守り”は地域全体の課題ですが、まず何よりも大切なのは“家族の備え”です。認知症による行方不明は、ある日突然起きます。
「まだ大丈夫」は、明日には通用しなくなるかもしれません。
だからこそ、今回の記事を参考に家族で対応を話し合い、先を見据えてでも良いので準備を始めて欲しいです。
その一歩が、大切な人の命を守ることにつながると思います。
さて、記事では高齢者見守りサービスとして何をポイントに選んだらよいのかやお勧めのサービス全10種をジャンルに分けて、料金も含めご紹介します。
高齢者の見守りサービスは何をポイントに選んだら良いのか?

現在、多くの企業や団体が、高齢者の見守りに関するサービスや商品を提供しています。
選択肢が増えるのはありがたいことですが、導入する前に、まずは次の8つのポイントをしっかり確認しておくことが大切です。
このポイントを押さえたうえで比較・検討すれば、本当に必要なサービスが見えてくるはずです。
事前に確認しておきたいポイント8つ
ポイント①:24時間常に見守っていたいか?週に1回程度のアラートで良いか?
ポイント②:設置型でカメラを使って見守りをしたいか?
ポイント③:双方向でコミュニケーションは取れるタイプが良いか?
ポイント④:生活の様子や健康状態も確認したいか?
ポイント⑤:簡単な安否確認が出来れば良いか?
ポイント⑥:自治体が行っているサービスは活用しているか?
ポイント⑦:外出頻度は?移動手段、行動範囲は?
ポイント⑧:デジタルツール(スマートフォン等)の活用状況は?
例えばある程度外出がある方については行動範囲が広いので見守りの範囲も広くなります。
一方で家での見守りについてもいつも監視するようなことは控え、生活の中でアラートが出てわかるようなものが良い場合はサービスが異なります。
では、これから各種サービスをご紹介しますのでジャンルや料金等についてご覧ください。
高齢者見守りサービスのジャンルと料金について
高齢者見守りサービスのジャンル別料金相場
ジャンル | 内容 | 主な会社 | 初期費用 | 月額料金 |
駆けつけるタイプ | ボタン一つでかけつけるシンプルサービス | ALSOK、 セコム | 6万円程度 | 2000円~5000円程度 |
定期訪問タイプ | みまもりサービス | 郵便局、 パルシステム | なし | 0~2500円程度 (主サービスに含まれる場合も有) |
日常生活変化アラート感知タイプ | 普段使う家電や電化製品と連動して使うサービス | au、ネコリコ、 ZOJIRUSHI等 | 2万円程度 | 1000円程度 |
身に着けて感知するタイプ | 身に着けるものを起点にするサービス | ネットフォース、イル | 3万円程度 | 3000円程度 |
センサー (カメラ・ロボット)タイプ | センサーやカメラを設置して確認するタイプ | ネコリコ、ソニー、GROOVE | 2万円~数十万 | 2000円~5000円程度 |
2025年4月現在
ジャンルごとの主な会社の製品紹介
駆けつけるタイプ
ALSOKの「HOME ALSOK みまもりサポート」
警備サービス会社では有名なALSOKみまもりサポートです。
方法としては専用のコントローラーを自宅に設置して完了になります。
相談ボタンと、緊急ボタンがあり異常発生すればすぐに現場にかけつけますので離れて暮らすご家族には安心なサービスです。


資料請求や詳しく内容を知りたい場合には上記↑のバナーをクリックしてください
セコムの「ホームセキュリティ」
こちらも有名なセコムが手掛けるホームセキュリティです。
サービス内にある専用のペンダントを用いて急病やケガなどの際は、救急通報ボタン「マイドクター」を「握るだけ」でセコムに救急信号を送ることもできます。
持病を抱えている方にとっては安心なサービスだと思いました。


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定期訪問タイプ
郵便局のみまもりサービス
郵便局のみまもりサービスは長年サービスとしては行っており地域で生活する上で直接に見守りをしてくれるものです。
普段顔なじみの局員さんもいらっしゃると思いますので安心度合いも高いと思います。


パルシステムの見守り安心サービス
パルシステムは皆さんも利用したことがあるかも知れませんが関東を中心とした1都11県約170万世帯の組合員のくらしを支える生協の宅配サービスです。
そしてこの「見守り安心サービス」は非常にシンプルで配達した際の配達情報を家族に伝えることと、緊急時には速やかに通報するサービスです。

見守り対象者が倒れてしまっているような緊急時や、先週お届けした商品が放置されていたり、郵便物がたまっているなど異変を察知した際に、通報を行います。

週1回でも定期的に配達している方が目で見て、見守ることはすごく大事だと思います。
上記のブログ内容でも紹介した同じ定期訪問タイプの郵便局のサービスと組み合わせてもより多くの目が行き届くことになります。
また昨年にブログで一度、高知県高知市において、市と生協の配送担当者が高齢者の見守り活動を行うことなどを盛り込んだ協定の内容をご紹介したこともあります。
協定では、生協の配送の担当者が高齢者の見守りを行うなかで、異常があった場合は市などに報告するほか、認知症サポーターを養成する講座の受講を職員に促し、認知症への理解を進めるとしています。


資料請求や料金など詳しくは上記↑のバナーをクリックするかホームページでご確認ください。
日常生活変化アラート感知タイプ
見守りについては24時間ではなく、緩やかな見守りを希望される場合も多くあります。
生活習慣の中に溶け込ませることで自然な形で変化を知らせるサービスも増えてきています。
auの「かんたん見守りプラグ」
こちらの「かんたん見守りプラグ」は本人に「見られている」という感覚を与えず見守ることが出来ます。auがサービスとして提供していますがどの携帯会社でも利用可能とのことです。

使うケースとしてサイトにはリビングとトイレのCASEを紹介していますが私としてはトイレの方を掲載します。転倒が起こりやすい場所としてトイレの件数は多く、排泄などでいきむことによる血圧変化などによる事故は未だ多く起こっています。
プライバシーに配慮しながらもアラートを検知できる方法はあっても良いなと思います。

価格は本体代金とau HOMEというシステムを使った月額料金がかかりますが見守りとしては十分役に立つ内容だと感じました。

またauは「あんしんウォッチャー」というGPS端末のサービスも行っています。こちらは子供の見守りでも広く使われているものですが「かんたん見守りプラグ」と組み合わせることで室内外で見守りが出来る体制になります。

ネコリコの「まもりこ」
まもりこのような冷蔵庫の開閉をお知らせするような日常生活変化アラート感知タイプについてもニーズが高まってきています。


詳しくは上記↑のバナーをクリックして内容ご確認ください。
ZOJIRUSHIの「みまもりホットライン」
ポットの使用による情報から通知が来るような「みまもりホットライン」というサービスもあります。
さすがZOJIRUSHIさんだと思いました。


身に着けて感知するタイプ
ネットフォースの「スマートウォッチで親の見守り」
今や当たり前となったスマートウォッチですがそれを見守りをしたいご家族につけていただくことでバイタルなどの様子が見ることが出来ます。



詳しく内容を知りたい場合には上記↑のバナーをクリックしてください
センサー(カメラ・ロボット)タイプ
ネコリコの「BOCCO emo LTEモデル」
ネコリコからもう一つ。ロボットのemoちゃんがお部屋の環境をチェックしてくれるBOCCO emo LTEモデルです。
そしてそのやり取りが自然な形で通知される仕組みです。心地よい距離感で、やさしく見守りができるという特徴を紹介してます。


詳しくは上記↑のバナーをクリックして内容ご確認ください。
ソニーの「MANOMA 親の見守りセット」
こちらのMANOMA(マノマ)「親の見守りセット」
はカメラとセンサー両方ついているものですので今まで出てきた機能が含まれているものになります。
センサーを寝室、冷蔵庫などのドアに設置するということも可能です。


詳しく内容を知りたい場合には上記↑のバナーをクリックしてください
GROOVE X 株式会社の「LOVOT」
この愛らしいロボット皆さんはどこかで一度は見たことがあるのではないでしょうか?
「LOVOT」は全国の家庭やオフィスなどで導入されお客様満足度も高いサービス、商品です。
そしてこの「LOVOT」にはセンサーがついていることから生活の様子を伝え、アラートがわかる緩やかな見守りとしても活用がされています。
費用は少し掲載しましたがお安いものではないので見守りだけで活用するというよりは家庭で癒しを求めたり、そういった効果を期待しつつ、緩やかに見守りが出来るという活用が良いかと思います。



詳しくは上記↑のバナーをクリックして内容ご確認ください。
いかがでしたでしょうか?まだこれらのサービスを取り入れるのは早いという方もいらっしゃると思いますが参考までに資料請求やWebサイトだけでもしてみるだけでもゆるかやな準備になりますのでぜひこの機会をきっかけにご覧下さい。
また他の市町村の見守りに関する話題は下記のテーマ毎の記事まとめでも紹介していきますので合わせてご覧ください。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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