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はたはたです。
いつもブログみていただきありがとうございます。
認知機能を少しでも保つために三重大学が実施している脳活っ塾についての記事がありました。
ブログでは当塾の特徴や認知症予防とeスポーツについてもご紹介していきます。
引用 三重大学
三重大学の脳活っ塾について


上記のURLに詳しく掲載がされていますが、三重大学病院の認知症センターは、MCIからの脱出を応援する、週一の脳活プログラム「脳活っ塾」を2023年10月にスタートしました。
当塾へは大学の「もの忘れ外来」を受診し、MCIと診断された方を対象にしており、楽しみながら、文字通り脳を元気に活性化させ、認知機能の維持や改善を目指しています。
プログラムは、認知症センターで認知症の診療や支援、研究を行う多様な専門家や外部の専門機関が組み立てた「運動・口腔・栄養」と「eスポーツ」をテーマにした6か月・全25講座となっています。

当プログラムの特徴と参加することの意味

当塾では、週一回、eスポーツを中心とした会場でのプログラムに加え、ご自宅で血圧、脈拍測定、ウォーキングの歩数を毎日記録しています。また、自分で取り組めるストレッチ体操などをご紹介し、自宅でも積極的に体を動かしていただくようお話しているそうです。
そして運動プログラムは三重県作業療法士会のメンバー、口腔と栄養プログラムは大学の言語聴覚士と管理栄養士が作成しているのも特徴です。
大学のホームページには下記のような掲載がありますが当会へ参加し続けるためには「楽しい」や「仲間」が続けるモチベーションになっているそうです。
週1回の外出や社会参加のきっかけを持つということも張り合いにつながります。また、何かを続けるには、「楽しい」や「仲間」がモチベーションとなります。脳活っ塾でも、みんなでワイワイ言いながら、参加する楽しさを感じていただくことを大切にしています。
実際に、参加された方からは、「運動も一人では三日坊主になってしまうが、脳活っ塾では宿題が出されるのでがんばろうと思う」、「ゲームをするのは初めて。運転のゲームは、自分が参加するのも楽しいが、皆さんのゲームを見ているだけでも楽しい」といった声があがっています。
認知症予防とeスポーツについて
eスポーツについては現在もブームは続いており、高齢者やシニアへの取り組みも広がっています。
以前ブログでまとめた下記のリンクも宜しければご覧ください。
ビジネスとしての市場も拡大していますので関連の書籍もご覧ください。
まとめ

今回、三重大学が実施している認知機能を少しでも保つための脳活っ塾についてと認知症予防とeスポーツについてもご紹介しました。
現在、eスポーツをシニアの活動にどのようにして取り入れるかは未だ手探りな所はあります。テトリスやぷよぷよを出来る環境を作り、シニアにゲームの仕方を教え、実践いただくことにももちろん大事だと思います。
ただ個人の取り組みになってしまう側面もあり、参加者同士の交流という面の工夫が求められます。
Nintendo Switchなどのゲームであれば複数人で楽しめて交流できる部分もありますが、準備できるデバイスの数も限られると思います。
ただ企画して実施するだけでなく、他市町村の良い所をお互いが取り入れ、より効果が得られる取り組みになると良いなと思いました。
私としてはそのための情報発信を続けたいと思います。
最後までみていただきありがとうございました。
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